真鶴半島を望む湯河原と東京・代々木を拠点に活動する紙やまさみのヨーガ教室です。指導実績は30年以上。アシュタンガやハタヨーガ、シヴァナンダ、プラーナヤーマ(呼吸法)、瞑想法のほか、クンダリーニなどの奥義を組み合わせて効果を最大限に引き出します。湯河原スタジオ(ヒーリングセンター:さゆらばな)は相模湾を望む自然豊かな高台にあり、東京都内や横浜、鎌倉などから通われている人も多くいらっしゃいます。アットホームな雰囲気の中、心と体の状態に合わせてマンツーマンで指導しますので、初心者の方からプロフェッショナルを目指す方まで、気軽にいらしてください。キッズヨーガやワンデイワークショップ、1泊2日のリトリートコースもあります。

アグニ(炎)の力が心を解き放つ「火の儀式ハヴァン(Havan)」

心身のくぐもりをスッキリさせたい・更なる人生の進展、活躍を望む方へ

私達が生まれた瞬間に持っていた、何ものにもとらわれない純粋で美しいエネルギーに満ちた命の輝きを、炎の力がもう一度呼び覚ましてくれます。
インドでは古代より、より良き人生を切り開くために行われてきた、数千年の歴史を持つヴェーダの火の儀式です。
薪にギーをかけ、香草をくべながら特別のマントラを唱えるもので、心身の浄化、環境の浄化、発展・好転の大きな力となってきました。
シャンティパットでは、BSY(ビハールスクールオブヨーガ)直伝の伝統的な方法で、定期的に行います。
心の中に溜まった迷いや悩み、不満や怒りなど、あらゆる不純物を聖なる火で焼きつくします。あなたの中のブロックが取り除かれることで、ポジティブなエネルギーがどんどん流れ込み、晴れやかで疲れ知らずのあなたへと生まれ変わります。
アグニとマントラの波動が生み出す浄化と癒しのエネルギーを一人でも多くの方に体験して頂き、幸せな人生のための一助になればと願っております。
シャンティパットでは、キールタン(インド式讃美歌)を歌いリラクゼーションと自己解放の時間を持ち集中力を高めてから、ハヴァンに臨みます。キールタンとハヴァンのスペシャルプログラムで最大の効果を引き出します。
次 回 開 催  5月28日【10:15 - 13:00】
場   所  さゆらばな ガーデン特設スペース  *敷物をお持ちください
参 加 費  一般(ヨーガ未経験者可)5,000円 / メンバー3,000円

キルタン

011.jpgキルタンは、サンスクリット語の神様のお名前をメロディーに合わせて歌い上げ、讃えるインド版の讃美歌です。インドでは広く浸透し、寺院はもちろん、街角でもよく耳にするポピュラーなお祈りです。

シャンティパットでは、2004年よりキルタンの練習を開始し、毎月新月の前後にキルタンの集いを行っています。グルーマントラやアラティを始め、何曲もキルタンを歌い続け、心とからだの解放と、エネルギーが充満する心地よさを共有しています。

現在は、ハーモニュームを中心に、コール、ギター、フルートが加わった Satyam Kirtan Band(サッティャン・キルタン・バンド)を結成し、キルタンを更に進化させる新しい試みを始めています。
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キルタンの原点
キルタンはバクティ・ヨガに含まれます。バクティ・ヨガとは、「献身」を通して絶対的な存在と結合するための方法を体系化したものです。「感覚の強さ」を通して神を知る方法でもあります。強い感情には、人々が潜在的に持っている力を覚醒させ、活性化させる働きがあります。神と人の感情的な絆は、人を神の高みまで引き上げて、最高の真実、美意識、喜びを体験する助けになります。バクティ・ヨガとキルタンは神を知る上で最も早くて簡単な方法です。

また、こころは、様々な気分、気質、思い込み、空想などが集まってできています。この世界で知った様々な私情や感情などが複雑に絡み合っています。ヨガには、こころをコントロールする様々な方法があり、バクティ・ヨガ、キルタンもその一つです。唱えるだけで、長年の悪癖を克服したり、心のあり方を変えたり、ネガティブな性質をピュアで創造的でポジティブな性質へと導く糧になります。科学や理屈ではそのメカニズムを解明できませんが、実際に経験してみると、そのパワーを感じることができるでしょう。


言葉のパワー
013.jpgキルタンは神の名前を繰り返し唱えるものですが、それこそがパワフルな理由です。一つ一つの言葉には、偉大なパワーがあり、ただ「ピクルス」とか「デザート」とか口に出しだだけでも、口のなかには唾液があふれてくるでしょう。「バカ」と言われれば、それだけで気持ちは攻撃的になったり、反感を覚えるはずです。ごく身近な言葉でさえそれだけの反応があるとしたら、神の名前を口に出したときにはどんな影響があるか考えてみてください。どの神の名前も、神聖な力と美と甘露に満ちています。

欲しいものの名前をいつでも口に出していれば、それを手に入れられるのかと尋ねる人がいます。たとえば、「車、車、車が欲しい!」とか。では、「ラム、ラム、ラム」とか「イエス、イエス、イエス」とか神の名を叫んでいれば、神に会えるのでしょうか。
答えはいたって簡単です。自転車はあなたの内にはありませんが、神はあなた自身のハートの中にいます。とても近くにいる存在なのです。ラムとイエスと繰り返し唱えると、こころは一点に集中します。それがより高い次元への意識の拡張と導いてくれるのです。こころは静かになり、ハートは神のビジョンを獲得します。神の名前は、神そのものと同じくらい素晴らしいものなのです。他の物の名前とはまるで違います。

02.jpgもう一つ、例をあげましょう。ここに、ぐっすり眠っている男性がいます。プラーナがあふれている状態です。あなたがそれを見て「あっ、プラーナだ、プラーナだ!」と騒いでも、彼は目を覚ましません。彼の名前を呼んであげれば、すぐに起き上がるでしょう。名前には、それだけの力があるのです。
神の力はまず、言葉や音の振動というかたちで現れます。かすかな音が、瞬時に神聖な意識へと誘ってくれることをヨギたちは確認してきました。そうした言葉がマントラと呼ばれています。そして、マントラに秘められた力を覚醒させる最善の方法の一つがキルタンなのです。


キルタンの方法
06.jpgこころの音楽の言語が、ハートの言語なのだと考えてください。バクティがあるところには、必ず音楽もあります。両者は、切り離すことのできないものなのです。音楽は、リズムとハーモニーから成り立っています。その意味で、宇宙にあるすべてのものは、音楽なのだと考えることができるでしょう。太陽も月も、宇宙のリズムで定められたとおりに昇り、沈みます。鳥のさえずりは、美しいメロディーです。それは、音楽そのものではありませんか。おびただしい数の鳥たちがそれぞれに喜びを表現している早朝は、壮大な交響曲を聴く思いです。
私たちのからだも、一定のリズムにそって機能しています。これも、音楽です。私たちは宇宙の法則の一部なのですから、私たちの人生は音楽なのだと言えます。しかし、ほとんどの人の人生は音楽を奏でてはいません。自然のリズムやハーモニとかけ離れた生き方をしているからです。それが、不幸、不満、不和、病気の原因になります。キルタンやマントラは、人生のリズムを取り戻す最高の方法です。喜びに満ちてキルタンを歌うとき、私たちは、命の流れとのつながりを取り戻すのです。
03.jpgキルタンの方法は、『タイム』誌的に言えば、「着信と応答」です。美しいできごとに出会ってこの上ない喜びに満たされるとき、あなたはそのできごとに参加していて、一つになっているはずです。キルタンも同じです。
キルタンでは、皆で歌を歌います。ただ聞くだけの人は一人もなく、参加している全員が歌います。
リードする人がマントラの一節を歌い、参加者全員でそれらを延々と繰り返します。声が美しくなくてもかまいません。重要なのは熱意です。こころを開き、口も大きく開いて歌ってください。
キルタンのもう一つの要素は、拍子をとって、リズムとハーモニーをあわせることです。これは、あなたの内面にある喜びを表現する助けになります。


キルタンの目的と恩恵
献身と愛は、人の本質です。ただ問題なのは、たいていの場合、私たちの愛は有限の目的に向けられていることです。それは、うつろいやすく、壊れやすく、実体のないものなのです。こうした愛は純粋な愛ではなく、付属品に過ぎません。
07.jpgバクティやキルタンは、愛や献身の目的が有限なものではなく、絶対的な高みへおかれている、純粋な愛の表現法です。これこそが普遍的な愛であり、万物に対する愛です。なぜなら、すべてのものは一つにつながっているのだという認識に基づいた愛だからです。

キルタンとは、物欲をかなえるために神に祈るものではありません。何ら見返りを求めない神聖な愛であり、神への賛美です。私たちの上に降り注がれている大いなる威光に対する感謝なのです。

それは神への愛であり、一切の取引や期待はありません。恐れからではなく、喜びから発せられる愛なのです。私たちは強いエゴで殻をつくり、神の喜び、力、愛を見失っています。キルタンは私たちを忘我の境地に導き、私たちを神の意思を表現する一つの楽器にしてくれるのです。

★キルタンの肉体的な恩恵
*血液の循環と血圧が適切にコントロールされることで、ストレスに対応するホルモンの分泌が抑制される。それによって、全身がリラックスする。
*副交感神経を刺激して、からだをリラックスさせる。それによって、攻撃性や心配性が抑えられる。
*肺がより効率よく働くようになる。肺胞が拡張してより大くの酸素を取り込みやすくなるので、呼吸の回数は少なくなる。この深く長い呼吸は、個性のあらゆるベレルで、リラックスした状態を導く助けになる。
*キルタンは、特に左の鼻孔を通した呼吸を優勢にさせる働きがあり、それが内的な静寂や平和をもたらす。右脳を活性化させ、脳の創造的な領域がより活発に働くようになる。キルタンを継続して実践することにより、左右の鼻孔の呼吸のバランスが適正になり、それが交感神経と副交感神経の活動のバランスも調整してくれる。
*敬虔な気持ちで行うチャンティングとキルタンによって、大脳皮質と大脳辺緑系の興奮が抑えられ、アルファ波が増大する。それによって、精神と感情の両面でリラックスし、肉体もリラックスしていく。

★キルタンの精神的な恩恵
*個性と知識を変えるうえで、強力なツールになる。
*感情を表現し、愛や希望をふくらませるのに最高の手段になる。
*病気を治療する助けになる。多くの聖人たちが、キルタンの持つ美しい旋律の音によって様々な病気を治療してきた。キルタンは病気に対して、想像を絶する力を秘めている。
*神経の緊張を和らげ、緊張していた組織に本来の機能を取り戻させる。
*キルタンによって作られるハーモニーの振動は、容易にこころのコントロールを助ける。こころに恵み深い影響を与える。
*リラックスさせて、心配、不安、気苦労を取り去る。
*日常の環境の苦悩や混乱からこころを切り離すのを助ける。そのため、苦しんでいる人を慰め、安心させ、元気づけてくれる。

★キルタンの霊的な恩恵
*有限のものにとらわれたエゴを溶かして、無限で普遍の意識へ導く強力なツールになる。
*直感的な知識と理解をもたらす。
*神の名を歌うことで生まれるハーモニーの振動が、こころと感情のコントロールを助け、霊的な次元において短時間で成果をあげることを助ける。
*知識、知恵、喜びの最高の宝庫と向き合うことができる。キルタンによってSamadhi(超意識の状態)に入った人は、神の次元の平和、至福、愛、光を体験する。
*もっとも高いレベルに達すると、絶対的な存在と一体になる。エクスタシーと極限の愛に包まれながら、神との一体感を体験する。
参考文献:ビハール・スクール・オブ・ヨーガ資料


キルタンで使う楽器
*ハーモニューム
016.jpgハーモニュームはいわばインドの小型リード・オルガンで、片手で背面のふいごを動かし空気を送り込み、片手で鍵盤を弾いて演奏します。鍵盤の下にノブがついており空気の調節弁になっていて、これを引くと音が変わったり、常時特定の音が出ているようになったりします。 近代、西洋から伝来しインド風に改良されたもので、この楽器は基準音を得るのにとても重宝され、またたく間に全土に広まりました。今では古典だけでなく、各地の民謡や民俗音楽、大衆歌謡や宗教歌の伴奏などオールマイティーに活躍する楽器です。

*コール
018.jpg長さの異なる円錐を二つ合わせた形の胴をもつ両面太鼓です。胴は素焼きの土で、床に置くか肩から紐で吊るして水平に構え両手で打ちます。小さい面はかん高く金属的な響きをもちますが、大きい面は低く深みのある音がします。キールタンをはじめ、民俗音楽の伴奏に広く用いられています。

メンバーだけでなく、広く一般の方々にも呼び掛けていますので、ご興味のある方はメールでお問い合わせください。毎月の開催日程はWhat's Newにてお知らせしています。

posted by Shanti Path at 13:42 | キルタン
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