困難に負けない強い心をつくるひとつの方法

クラスで古事記をずっと音読しています。
これは、古事記の言霊によるセルフヒーリングです。

言霊によって、読み手の私たちの体にある汚いものをどんどん洗い流していただきつつ、
自分の声で自分の体と心とエネルギー体のお掃除をする。
そうして光のベールを、少しずつまとえるようにおろしていただくものですね。

私たちはヨーガを学んでいるので、マントラもそうですし、キールタンも同じです。

この光のベールをまとえるようになるには、体のなかと心のなかと、エネルギー体のブロックを外さなければエネルギーは流れていきません。

今はまだ頑固にこびりついた汚れを落とす段階ではあるとは思いますけれど、それをずーっとやり続けていくと、汚いものが体のなかにできても、キールタンを歌うことでスーッと素早く洗い流してもらえる。

マントラを唱えることで、どんどん洗い流すことができる。

古事記を、朝晩読む。太陽に向かって日拝のときに、暗記した冒頭の部分だけでも唱えることによって、どんどん汚れをとってもらえるんですね。

これは、日常生活で素晴らしい恩恵をいただいているなぁと思います。

最近、機嫌の悪い人と一緒にいなければならない場面が何回かあって、そのシチュエーションのなかで自分が最高に機嫌がよい状態でよいエネルギーを出し続けるということが、いかに難しいかを実感しました。

どうしても機嫌の悪い毒が襲ってくるので、その襲ってくる毒と自分の機嫌のよさとの戦いになってしまう。
毒は強いですから、負けそうになる。負けそうになっている自分を観察して、こういう風に負けていくのかというプロセスをずーと見ていると、負けないためにはどうするか? やはりもっともっと強い光のベールが自分にないといけないと感じました。

逆に機嫌の悪くなる人も、光の通り道がすごく太くて大きな光のベールをまとっていれば、機嫌が悪くなるような事柄があったとしても自分の光が浄化してくれるので、そこまでエネルギーの暴力を振るわなくても済むようになるんです。

これは、素晴らしくよいことですね。
自分がエネルギーの暴力を受ける側になっても助かるし、自分がエネルギーの暴力なんてふるいたくないと思っていながら、コントロールできないほど機嫌が悪くなるような良くないことが起きて爆発している時でも、暴力を振るわなくて済む。

マントラやキールタンや古事記の、言霊による光のベールを何層にも自分にまとうことができていれば、その光が防御してくれるのです。

こういう恩恵は、見えないものなので実感がない人もいるかもしれませんけれど、積み重ねによって、少しぐらいのことではガクンと落ちこんでエネルギーの暴力をふるったり、カーッとなってエネルギーの暴力をふるったりするということがとても少なくなっていきます。

さらに、どんどん光のベールが大きくなれば、ただニコッとそこにいるだけで、またあの人に会いたい、会うと元気になる、という存在になっていけるのです。

地味なことですけれど、そういうパワーのあるものだということを理解して、日常のなかに取り込んでいけるといいですね。

シャンティパットでは、キールタンの会も毎月ありますし、クラスではマントラ練習もキールタン練習も古事記の練習もずっと続けています。

クラスのなかの5分間だけでなく、積極的に日常生活へ取り入れると自分の光のベールが大きくなる。

それは困難に負けない、強い心を作っていくひとつの方法ですね。

2019年3月6日(水)朝のレッスンで

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ