宇宙のエネルギーを取り込むために体を動かすのがヨーガです

ヨーガとスポーツの違いは何でしょう。

スポーツは自分の持っているエネルギーで体を動かします。

ヨーガは宇宙の気を取り込むために体を動かします。

ですからヨーガは体を動かせば動かすほど、エネルギーが体と心のなか、見えない体のなかにパンパンになって元気になります。

スポーツは自分の持っているエネルギーを使い果たすので、体を使い切ったときとても疲れています。

でもスポーツは、ストレス解消とか闘争心が鍛えられるとか、ある種の達成感とか、ヨーガとはまた別のよさがあります。

一番の違いは、自分のエネルギーを使って体を動かすのか、宇宙のエネルギーをもらうために体を動かすのか、という根本的なところにあります。

ヨーガはちょっとした捻挫とか、いわゆる風邪をひいたような症状が出たときでも、頭が痛いとか下痢をしているとか眠れなかったとか、そういうときでも自分の体の持っているエネルギーを使うんじゃなくて、宇宙のエネルギーを取り込むためにやる作業なので、お休みしないということが大事なんです。

ヨーガも一見ストレッチと同じように見えます。

スポーツの一種、体操の一種と思ってしまうと、今日は疲れたからお休みしようっていう発想が出ると思うんですけど、その根本的な違いを体を通して実感するようになると、ヨーガで一息十秒を吐ききると、宇宙にあるエネルギーの源「プラーナ」という生命エネルギーが、吐ききった後の吸う息で、うわーっと全身に入るということが段々わかってきます。具合の悪い時ほどレッスンにきた方が元気になるのです。

それは肉体には60兆の細胞があり、ヨーガの考えでは見えない4つの体がまだ奥にあって、それが全部エネルギーの体なんですね。

実はそのエネルギーの体次第で、心が元気になったり肉体が具合が悪くなったりしています。

ですから一息十秒しっかり吐いた後に吸う息の二秒は、それは本当にすごいパワーで宇宙の生命エネルギーが、見えない4つの体を含んで、隅々まで行きわたる瞬間です。

吐ききらないと入ってこないので、一息十秒、初心者は心のなかで十数えて吐ききる。

段々できてくると、数えなくても十秒の感覚が体のなかにできあがります。

そしたら今度は肛門を引き上げることに集中する。

それもできるようになったら、数えなくても肛門を引き上げる意識を持たなくても「今日、体が特にエネルギーを欲しいと言ってる場所はどこかなぁ」ということに集中します。

そうすると本当によくわかってくる。

「あっ、こういう風に体が伸ばしてほしいって言ってるんだなぁ」とか「ここに今自分の吐く息と吸う息で、体に対して愛を注いであげることが体の欲してることなんだなぁ」ということが段々わかってきます。

そうすると一回のクラスで面白いように体も心も見違えるように変わって、来たときとは別人になる。

外見もそうですけど、心の中、頭の中のアイデアまでものすごくいい方向へガラッと変わります。

毎回毎回、そういうことが起きますので、やはり一息十秒がいかに大切か。

自分が今ストレッチじゃなくてヨーガをやっている、五千年以上の歴史を持ったヨーガをやっているという気持ちはとても大事だと思います。

ヨーガ教室主宰 紙や まさみ
2018年8月16日(木)夜のレッスンで