美味しいものとヨーガは一緒

私がお世話になってる宮古島のペンションは、ものすごく田舎にあって、街中に出るには45分くらい車を飛ばさないとならないような、周りにはさとうきびしかないところなんですね。そういう環境が好きで、毎年お世話になっています。

しかも、化学物質過敏症という人たちが世のなかにいることに、オーナーが理解があって協力的なので、とても居心地がいいし、オーナーさんを中心に、ヨーガを学びたいという方が集まって下さいます。

私が行くのをほんとに心から待っていてくださるのがよくわかって、行くたびに楽しい発見があり、絆がここにも生まれているという実感をいただけて、素晴らしくいい休暇です。

休暇っていうか、場所を変えて、やってることはさゆらばなやアルタスと同じなんですけれど、宮古島という磁場の強さと、またちょっと文化が違ったり、価値観が違ったりする人々のなかで、私も一緒に学ばせていただいてるという感じですね。

そこで私は、ヨーガ教室と料理教室をやるんですけど、今回はほんとに料理でみなさんの表情がメキメキ綺麗になって若々しくなるので、やっぱり美味しいものとヨーガっていうのは、全く一緒なんだなと思いました。

自分が興味を持って、深く知りたい、学びたい、と思ったときに、パーッと人生を変えるんだなぁというのを目の当たりにしました。

この二本立てとキールタンが、今の私のライフスタイルのなかで一番時間を占めているものです。

それらが共通して人を癒すということは、それが私の生き甲斐なんだって、更に実感が深まってとっても楽しかったですね。とにかく楽しかった。何をしてても楽しかったですね。

お陰で、そのエネルギーを今また、シャンティパットのメンバーにシェアできることが私を更に幸せにしています。

休みっていうより、出張教授なので、完全に休んでたわけじゃないですけど、生きていくうえでヨーガを大事なツールとして活用できるんだよ、ってことをいろんな所で伝えて、それでほんとに綺麗に元気になっていく姿を見させてもらえるっていうのは、何よりもかけがえのない、生きている私の命の証、ということをまた深めました。

今年は世の中的には大変なことがあって、苦しまれている人々がたくさんいる中で、こんなことを言っていいかどうかわかりませんが、私としては本当に素晴らしい年だったと思います。

近年になく、成長できたなぁという実感が私のなかにあり、こういう学びをするには、今の世の中の状況が必要だったのかもしれないという気もします。

神様のお計らいとして、この厄災を自分の糧にする、という見方で、どんどん過去を捨てていく。

過去の価値観と、過去に対する執着を捨てていく。

更に更に軽やかに、とにかく軽やかに、新しい状況のなかで、自分自身の新しい可能性を開花させていくことに盛り上がるという、盛り上がれる自分っていう軽やかさが、大事だと思います。

そのためには、筋力は絶対に必要ですから。

軽やかさの中心は、筋肉にありますからね。

心も筋肉ですし、脳も筋肉の影響を受けてますから、筋肉が衰えると、重くなって、執着だけの、どんよりした重たい人生、重たい日々になってしまいますね。

これは基本です。変わらない基本。その筋肉を活用して何をするのか、ということを常に意識すること、これが大事だと思います。

2020年11月25日(水)朝のレッスンで

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ