Point 1 正しい骨格と筋肉で体を立てなおす!

正しい骨格であれば、人は心身共に健康になれます。
骨格は、筋肉によって支えられているのです。

正しい骨格とは?

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」。
昔ながらの美人を表す言葉です。
芍薬も百合の花もすっとまっすぐ空に向かって凛として伸びています。
見とれるほどに美しさが際立つのは、骨格が正しい人の立ち姿そのものです。

中心線が通っている、胸が開いている、骨盤が安定している・・・。
重心が内側にある、肩の力が抜けている、深い呼吸を楽にしている・・・。

伸びやかで、しなやかで、それでいて芯に力を感じさせます。美しさと大らかさが共存しています。
骨格が正しい人は存在感があり、魅力的で目が離せません。

顔が大きいのも、便秘なのも、睡眠時間が長いのも、太りやすいのも歪んだ骨格が関係しています。
肩こり、腰痛、冷え性が深刻な人、内臓の機能が弱い人や心配事が後を絶たないという人も、骨格の歪みが原因の1つです。
体の使い方の癖や、生活習慣で生じた骨格の歪みが知らず知らずのうちに体の機能低下を招き、心の風通しを悪くさせているのです。

正しい骨格でいつでも元気!!

たとえば、前夜遅くまで残業しても、翌朝は何事もなかったかのようにシャキッと出勤。
その夜はカラオケでイキイキと歌っている。このバイタリティーはどこから来るの? という人がいます。
よく観察をしてみてください。骨格の歪みが少ない人です。

骨格を正しくすると、次のような効果があります。

能力が高まります!
脳に行く血流が増え、精神力、集中力、記憶力、観察力、判断力、決断力が高まります。
バランス感覚も良くなり、空間認知能力が上がるので、人とのコミュニケーションも上手になります。

太りにくい体になります!
食べ過ぎても正しい骨格の人は太りにくいのです。
それは、過剰な栄養分や体にとって良くない物を外へ出す排泄能力が高いからです。
また、骨格が正しければ、胃や腸、腎臓の働きなど、体の全ての機能が正しく働きます。

心が平和になります!
いつでも自然に深い呼吸が楽にできるので、心に余裕が生まれます。
自律神経もバランスよく働くので、心配事・悩みから解放されます。
安定した気持ちが持続できて、いつでも他人の気持ちを思いやる想像力が働きます。
会う人は皆心が安らぎ癒されるので、人を惹きつけて止みません。

どうして歪むの?

では、なぜ骨格は歪んでしまうのでしょうか?

☑︎いつも同じ側にショルダーバッグを提げていませんか?
☑︎ 電話で話す時にいつも同じ側の手で持っていませんか?
☑︎ 駅や信号でちょっと待っている時、片足に体重をかけて立っていませんか?
☑︎ パソコンに向かっている時、お尻の片側に体重がより多くのっていませんか?
☑︎ 寝る時にいつも同じ横向きになっていませんか?
☑︎ お腹をへこませようとして腹筋を鍛えていませんか?
☑︎ ハムストリングスの強化トレーニングをしていませんか?

などなど、数え上げればきりがありません。
日常生活の体の使い方の癖と、誤ったトレーニングが原因で骨格が歪んでいくのです。

血流の悪さも関係しますが、近年若い女性にホルモン異常による生理不順が増えています。
まだ20代なのに生理がない、という人は要注意。20代でも骨粗鬆症が始まります。
生理が来ないということは女性ホルモンが減少していて、閉経期の女性と同じような状態です。
必然的に骨粗鬆症となり、背骨がつぶれてしまったり、関節が変形したりして骨格がひどく歪んでしまいます。

筋肉と骨格の関係性は?

実は、骨格のあり方は、筋肉の使い方によって決まるのです。

骨格は筋肉によって決まる

学校の理科室にあった骨格の模型を思い出してください。骨格自体は自由にユラユラと動きます。
骨格のあり方を決めるのは、靭帯と筋肉です。間違った筋肉の使い方をしていれば、骨格は当然歪んでいきます。

日常生活では前屈みの姿勢が多く、必然的にいつでも腹筋を使っています。
それなのに、さらにお腹をへこませようとして腹筋ばかり鍛えると、どんどん猫背になって、肩甲骨が左右へ広がって離れ、背筋がギュッと縮んで、後ろに反ることができなくなります。
ましてや、縮められたお腹には8mもある腸が大事にしまわれているのに、いつも圧迫されて働かなくなり、便秘や肥満、四十肩・五十肩の原因を作っています。
骨格の異常で筋肉が使えないのではなく、筋肉の使い方が間違っているため骨格に異常が出るのです。

運動不足は老化を加速させる

全く運動をせずに、日常生活で偏った筋肉の使い方をしていると、体はどんどんかたく、縮こまっていきます。
人間の体は、老化とともに縮んでいくのが自然の流れですから、放っておけばあっという間におじいさん、おばあさん、ですね。
運動をして、筋肉に酸素を送り込んで良い血液を入れ、伸ばしたり縮めたりしていかないと、年齢と共に筋肉はどんどん細くなってしまいます。
筋肉はある程度の負荷がかかった時だけ太くなります。ですから、トレーニングが必要なのです。

矯正するには?

では、骨格矯正は、どのように行えばいいのでしょうか?

アメイジング・ヨーガ®の骨格矯正

アメイジング・ヨーガ®のアーサナは自分で行う骨格矯正カイロプラクティクスです。
専門家の施術を受けて一時的に正しい形が得られても、維持できる筋肉がついていないので、時間の問題で元に戻ってしまいます。
アメイジング・ヨーガ®では正しい形を維持するための筋肉を自分自身で鍛えながら骨格を矯正するので、戻りにくく、どんどん正しい方向へ動き続けます。

顔だけ見ればその人の全体の骨格や内臓の状態がわかります。
顔がどんどんシンメトリーに近くなり、バランスが取れてくると、骨格美人になってきた証拠です。
今までの眼鏡がずり落ちるほどの小顔になるのにもそんなに時間はかかりません。

「体が伸びて、気持ちがいいなあ」だけでは、決して骨格矯正はできません。
シャンティパットでは、「痛み」ではなく「刺激」と呼んでいます。
しっかり「刺激」が入るようにアーサナを行うことが、骨格矯正への道です。

アーサナを行う前に準備運動として筋トレを取り入れています。
アーサナと筋トレとサルサ・ボディワークを組み合わせ最短距離で骨格を矯正するのがアメイジング・ヨーガ®です。

骨格の歪み度をチェックする

では、あなたの骨格歪み度チェックをしてみましょう。

鏡の前で姿勢をチェック
全身が映る鏡の前に立ってみましょう。両足を揃えて内くるぶしをつけます。
 ☑︎ 右足と左足に、均等に体重が乗っていますか?
 ☑︎ 親指側に重心を移動してみて、内踝と内踝を押し合うと、内股がギュッと締まるのを感じますか?
 ☑︎ 腰を反らさずに恥骨を仙骨の方に斜め後ろ上に引き上げて、背骨をスッと上に伸ばしていますか?
 ☑︎ その状態で鎖骨を思いきり左右に開いた時、肩甲骨と肩甲骨の間が3センチになっていますか?
 ☑︎ 両肩の高さは水平になっていますか?
さて、YESはいくつあったでしょうか?
全てYESなのが正しい姿勢です。
体に力を入れなくても、自然にこの姿勢がとれるようであれば、歪みはありません。

仰向けに寝てポイントチェック
次に力を抜いて、仰向けに寝てみましょう。手足は自然に伸ばします。
 ☑︎ 両肩の後ろが床にぴたっとつきますか?
 ☑︎ おへその裏の骨(腰椎3番)が床についていますか?
 ☑︎ 膝の裏側が床にぴたっとつきますか?
 ☑︎ 足先が左右に開きすぎていませんか?
 ☑︎ 足先が床に向かって伸びきっていませんか?
足先は、力を入れなくても左右に60度くらい開き、床に対して80度くらいになるようかかとが立っている状態が理想です。
足先が左右に開きすぎるのは骨盤や股関節の異常、膝の裏側が浮いてかかとが立たないのは腿の裏側がかたくて大腿四頭筋が弱いということです。
背筋が弱いと背中が丸まり、両肩の後ろが床につきません。
おへその裏の骨が床につかない場合は反り腰になっています。

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