「祈りの効果は実験によって認められています」

シャンティパットのメンバーは、祈りによる “奇跡” を幾度となく体験しています。
特に、ヴェーダの火の儀式「ハヴァン(Havan)」を通して、メンバーが心を一つにして祈るとき、力強い祈りのパワーが発揮されることを、私たちは知っています。
信じるか信じないか、ではなく、「体験的に理解」しているのです。
(内容は、メンバー専用サイトにアップされています)

祈りの効果は、科学的にも証明され始めているようです。
5年前の記事になりますが、ダイヤモンド・オンラインに、翻訳家 山川夫妻による「困ったら絶対に、祈ってみることをお勧めします!」という連載が、5週連続で掲載されていました。

第1回は、「祈りが及ぼす患者の回復への影響がアメリカの大学や病院で実験されています」という記事です。
「祈りが病人の回復に対して効果的かどうかについて、アメリカではいくつかの研究が行われています。」とのこと。医学専門誌から紹介されていました。

1)カリフォルニア大学で行われた実験
・心臓病の患者393人を、192人と201人の2つのグループに分けた。
・192人のグループにだけ毎日、他の人々から祈りを送ってもらった。
・祈りを送ってもらわなかったグループでは48人の症状が悪化したが、
 祈りを送ってもらったグループで症状が悪化したのは9人だった。

2)ミズーリ州の病院での実験
・1000人の患者を2つのグループに分けた。
・一方のグループだけに他の人から祈りを送ってもらった。
・祈ってもらったグループの人たちのほうが、10パーセントも回復が早かった。

3)デューク大学で行われた実験
・65歳以上の4000人を調査した。
・毎日祈りをささげている人は、祈らない人よりもずっと長生きしていた。

これらの実験によると、「祈りを送られる人」だけでなく、「祈るという行為を行う人」にも、祈りはよい効果をもたらすとのことです。

祈りの効果については論争があるそうですが、山川夫妻は「アメリカで祈りの力についてまじめに研究されていることこそが、高く評価されてよいのではないかと思います。」と評しています。

この記事は、以下の著書でも紹介されています。
『祈りの言葉―――「見えない力」を味方にして、人生を変える』山川 紘矢・山川 亜希子(ダイヤモンド社)


「祈り」の研究については、分子生物学者で筑波大学名誉教授だった村上和雄先生(1936/1/2 – 2021/4/13)を抜きには語れません。
先生は、「祈り(思い)は遺伝子に影響をもたらす」と、多くの著書で述べておられます。
『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』村上和雄(ソフトバンククリエイティブ)

村上先生は、映画『祈り ~サムシンググレートとの対話~』『村上和雄ドキュメント「SWITCH」 遺伝子が目覚める瞬間』にも登場されています。
【祈り】公式サイト 予告編
【SWITCH】公式サイト 予告編

私たちヨーガの実践者にとって「祈り」の効果は当たり前のことのようになっていますが、科学的な裏付けがなされることはとても心強いですね。
改めて、「祈り」の効果を実体験できていることに、感謝です。