『バガヴァッド・ギーターの神髄』

紙や まさみ のレッスンでは、準備運動が終わってアーサナに入るまでの数分間、シャヴァーサナの間、紙や からのお話があります。
テーマは、その時々で異なりますが、ヨーガに関することだけでなく、日々の生活を通して感じていることや、相談を受けていること、人生について、健康について、あるいは読んだ書籍の感想などなど。
私たちメンバーにとって大変有意義な、生きる指針となるものです。

スピーチは録音され、有志のカルマ・ヨーガによってテープ起こしされ、メンバー限定の専用サイトにアップされる他、2週間に1度のペースで、まさみブログ「本気の扉」に掲載されています。
▶︎まさみブログ「本気の扉」

ここ最近は、ヒンドゥー教の聖典のひとつである『バガヴァッド・ギーター』の詩句とその解説を朗読されています。

『バガヴァッド・ギーター』は、古代インドの壮大な叙事詩であり、ヒンズー教の聖典である『マハーバーラタ』第6巻中の一部として収められており、10万編綴られている韻文詩のうち700編が「ギーター」と言われています。
ギーターとはサンスクリットで「詩」を意味し、バガヴァンの詩=「神の詩」と訳されています。

ギーターは、王子アルジュナと御者に扮したクリシュナとの間に織り成される二人の対話という形をとっています。
ギーターが語られる舞台は戦場。アルジュナがこれから戦い、弓矢を向けるのは、自分の師であり血の繋がった親族。人殺しなどしたくない、人を殺すなら自分が死んだ方がましと嘆く王子アルジュナに対し、神であるクリシュナは相手が親族であろうと師であろうと矢を放て、戦えと答えます。アルジェナとクリシュナの問答が、戦場の真っただ中で繰り広げられる、その物語がギーターなのです。

スワミ・ヴィヴェーカーナンダは、「最高の愛を極めたのはキリスト、最高の人格を完成したのが仏陀、最高の智慧の書物はバガヴァッド・ギーター」と語ったと言われています。

20世紀最高の神秘家・霊能者と言われるエドガー・ケイシーは、ギーターを「もっとも普遍的真理に近い偉大な教え」と賞賛するリーディングを残していると言われています。

紙や まさみ の朗読した詩句の一部が、まさみブログ「本気の扉」に掲載されています。是非ご覧ください。
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