サッチャダルマさんからの贈り物

もし私が日本へ行かれない場合は、スワミ・ダヤサガールさんを招いてくださいと、サッチャダルマさんから生前に言われていて、いまそのスワミとメールでいろいろなやりとりをしているところです。

いままでにサッチャダルマさんから、どんなことを習ったんですかという質問に、2004年から15年の間に教えていただいた項目を全部書いて返事をしたら、しばし沈黙があってですね。「もうあなた方はBSYで学べる全てのことをサッチャダルマさんから教わっています。なので私が行く理由がないし、これ以上あなたに教えてあげられることは何もありません」っていう返事がきました。

彼女は、マントラとキールタンがBSYで1番だと、サッチャダルマさんがおっしゃっていたので、キールタンとマントラメディテーション、もしくはナダヨーガをサッチャダルマさんからも教えていただいたけれども、これから新たに、それらを更に深めたものをご伝授いただければありがたいですと、お返事を書くつもりです。

「ほんとにあなた方は、全てのことをサッチャダルマさんからもう教えていただいてるんですね」っていう文章に、またとても、ありがたさが更に心の深いところでじわーっときています。

最期にサッチャダルマさんが私に「あなたにあげるものは全部あげたのよ。だからもう教えてあげることは何にもないわ」って、おっしゃったんですけど、話半分ぐらいに私も受け止めていたのです。

それがほんとにそうだったんだなぁと思うと、いただいたものをこれから更に学び直して深め、それを皆さんと共有して、人生に生かしていくということが私の役目だと思います。

ヨーガの技を習うということより、毎日がどのぐらい元気でどのぐらいカッコよく、どのくらい心が平和で楽しいかということのために使うのがヨーガだと思っていますから。

すべてもうあげたのよという、いただいた道具のすべてをですね、日常生活のありとあらゆるいろんな場面に使えるようになっていただきたい。

私自身もそうですけど。

皆さんもヨーガと日常が切り離されたものじゃなくて、いま習ってる道具は何のため、それは毎日、元気が余っている、人の心配で頭がいっぱい、分けたい愛が溢れて溢れて止まらない。

それでもまだ私には余ってるエネルギーがあるのよねっていう毎日のために、そのいただいたいろいろな教えを使うのがシャンティパットのヨーガの考え方です。

これからもっとクラスのなかにも、さらに落とし込んだ話ができるといいと思います。

皆さんが日常を、新しいほんとにキラキラと輝く毎日を、過去の執着とか、どこかですがりついている過去のものを捨て去りすっかり手放して、一歩一歩ワクワクしながら歩いていくために、すべての教えを、私の言葉にリライトしてお伝えしていきたいと、あらためて思っています。

2019年7月11日(木)朝のレッスンで

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ