今回の伊勢参りの出発日は、乙卯(きのとのうさぎ)という日で、新天皇陛下がご即位されてなさった「大嘗宮の儀」(おおにえのぎ)という国民の安寧を祈念する儀式の日と同じ干支の日だったんですね。
しかも、神様から許可されためったにない祈願日と重なりました。
いつもは2月に参拝していましたが、たまたま2月は忙しく、1月のその日を、そうとは知らずに選んだのですが、たまたまという必然性を神様から頂くことができて、本当に素晴らしいお参りになりました。
御神楽は外宮と内宮と両方で上げさせて頂いて、ヒーリングセンター・シャンティパットとして、ご縁のある方々全ての健康と幸せと発展と、願いが叶ってそれぞれが活き活きと最高の人生を生きていくことができますように、というお祈りをさせて頂きました。
今回のお参りの素晴らしさは、ひと言では言えないのですが、敢えて言うと、私の頭の中が真空になったということです。
なかなか体験できる感覚ではなく、本当に頭の中に真空があるんだということがよくわかりました。
シーンとしている感じ……と言うしかないんですけど、それともまた違うような、何とも言えない感覚がありました。
ヨーガ的に私たちが求めているのは、無というものを体験するためです。
そのために、5千年も前から賢者たちが様々な秘伝を残してくれて、口伝で伝わってきたものを、グルーのサッチャナンダさんがきちんと整理整頓して、後世の修行を求める者たち誰もがトレーニングできるように明らかにしてくださいました。その究極というのは、無を知るということ、それが瞑想の到達点であったりもします。
ヨーガを学ぶものとして、頭の中に無という感覚を味合わせて頂けたのは、本当に限りない愛によるものだと感じます。
この日に行かせて頂けたのは、神道の先生もそうですし、天上界からはグルーのサッチャナンダさんも、この日に行きなさいということを私に下ろしてくださったのだと思います。そういう諸々の応援のお陰で体験できたんですね。
これは皆さんに、自然に伝わります。
一緒にヨーガをやったり、ご飯を食べたり、キールタンを歌ったり、掃除をしたり、そういうなかでどんどん皆さんが変わって行くのは確実です。
頂いたまっさらな新しい御札からも、エネルギーがスクリューのように吹き出しているように見えました。
それは皆さんにバーっと入っていってるので、素直になることです。
とにかく素直になることですね。それが一番だと思います。
体が何かを教えてくれようとするときに、我を張ってそれは駄目とか、そういうことは好きじゃないとか、これは無理ということは言わないで、素直になることがコツです。
それが自分の潜在能力の爆発的な開花にもつながりますし、心の平和、もちろん健康のレベルアップ、若々しさへの道、何もかもです。
とにかく素直に聞くということが、とても大事だと思います。
伊勢のお参りの二日間の間、私の頭の中にもずっと素直に生きるということがフレーズとしてあって、令和二年も目には見えない色々なエネルギーによって、ご指導頂けるんだなーというのをとても嬉しく感じた参拝になりました。
シャンティパット・ファミリーの皆がこのエネルギーを共有して、立春からとても気持ちのいい令和二年になっていくと確信しています。
2020年1月30日(木)夜のレッスンで
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ