心の風通しがよいことは、元気でいるための絶対必要条件ですね。
臆病だったり、めんどうくさかったり、我が強いと、心の風通しが悪くなります。
私自身も悩みがあった20代の頃に、どうしてこんなに悩みがあるんだろうと考えて、風通しが悪いと余計に病気が重くなるということに気づきました。
じゃぁどうやって解決したら良いのかって、風通しをよくするために見つけた方法が「すぐに、じかに、自分から」です。
これは死ぬまで、風通しのいい人生を送るために絶対的な唯一の方法だと私は思っています。
「すぐに、じかに、自分から」これに勝るものはないですね。
どんなことでもです。
ネガティブなこともそうですし、いいことでもそうです。ありとあらゆることに、相対的な世界のなかで自分の心の風通しをよくするためには「すぐに、じかに、自分から」しかないんです。
相対的な人生のなかで学んでるので、心の風通しが悪いということは、学びを放棄していて、絶対的な人生とは全く縁が切れているということです。
そういう全体像をですね、自分でちゃんと見られるように、自分に対する客観性を日常のなかで養うためのトレーニングを、毎日のレッスンでもしていますね。
心のなかにいろんなものが湧いてきたときに、その感情にひとつずつ気づいていく。
絶対にジャッジしない、見るだけ。
良いとか悪いとか好きとか嫌いとか嬉しいとか、そういうことは一切考えずに何があるのかだけを見ていく。
本当に感情の事実だけを見られるようになると、風通しの悪い状態というのはあり得ないんですよ。
なぜなら見えた感情に対してどう動けばいいか、ということだけを考えることができるからですね。
感情じゃなく、事実に対して自分がどう動くかべきなのか。
そのときに「すぐに、じかに、自分から」を活用して動けば、すぐに風が通っちゃうわけです。
動きが見えたときにもう風は通っていくので、風通しの悪い状態というのは消えてしまいますね。
全ての風通しの悪い状態を、一般用語だとストレスと呼びます。
それが癌をつくるし病気をつくるし、見るからに悩みや問題があるのね、っていうエネルギーの黒々とした寒々とした、そばに寄りたくない雰囲気が出てきますね。
やっぱりそれは、相手や会社や世の中や病気という、自分以外の問題ではなく、自分自身の問題ですね。
自分がそれを「すぐに、じかに、自分から」対策を見つけて動いて、風を通していくっていうことしかないのです。
相対的な人生というのは、絶対的な人生の養分ですから、それを活用して自分のなかで考えることがどんどん深くなっていくと、自分自身の神様との約束の道は少しずつ確実に昇っていけて、本当に神様からのご褒美って突然ですけど、願っていることを、まさにぴったりのタイミングで目の前に置いて下さるようになっていきます。
「すぐに、じかに、自分から」はシャンティパットの基本ですけど、そういう動きで、常に風通しのいい自分でいるでしょうか?
どんな時間も誰といるときも、24時間、365日、それを目指していくことで魂修行は相当進みますね。
それが、神様が喜ばれる道だと私は思っています。
2020年3月26日(木)夜のレッスンで
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ