今日は大寒ですから、さすがに寒いですね。
こんな寒い日に心が豊かに温かくなる映画を紹介したいと思います。
これはサッチアダルマさんにお見せした時に「人生で最高の映画」とおっしゃって、オーストラリアのスワミ全員とシェアしましたと、とても喜んでくださった映画です。
もしかしたら以前にご紹介したかもしれませんけれど、お正月にまた思い出して久しぶりに見て、とても感動したのでやはりぜひ何度でも見ていただけたらと思います。
タイトルは『奇跡のシンフォニー』です。
わけあって、生まれた時から孤児院に預けられた男の子の話なんですけれど、詳しいストーリーはお話しちゃうと観る楽しみが減るので言いません。
その少年が類いまれな天才的な才能を持っていて、どんな音も音楽に聞こえるんですね。雨とか!車のクラクションとか!自動車がブーっと走る音とか!工事の音とか!スケボーがビューと通っている音とか!ジューサーが回っているとか!ミキサーが回っているとか!どんな音も彼には音楽に聞こえるんですね。
自分の中から音が溢れて溢れて止まらないで、いつもその音の中に浸って生きてるんですけれど、それゆえに苛められたり頭がおかしいと言われたり、いろんな事件が起きるんです。
でも彼は、自分が音楽をやることで、自分を捨てた両親に絶対に会えるに違いないと信じているんですね。
そのラストシーンが、本当に涙なくしては観られないという素晴らしい映画なんですよ。
言っちゃうとつまらないから黙っておきますけれど、ぜひご覧ください。
私が今、キールタンとか!サルサとか!音というものに人生初くらい意識を向けているので余計に、サッチアダルマさんにご紹介した時よりも、今回また観て本当に素晴らしいな、こんな風に日常の中で音を楽しめたら、全く違う人生になるのではないかと感じましたね。
音からインスパイアされる自分の中の感性の、まだ埋もれている眠っているものまでがインスパイアされて、豊かな豊かなとても大きな気持ちになるし、優しいっていうことはこういうことなのかな、と感じたりしました。
寒いですから、温かいお部屋で心の芯まで温かくなるような映画を、たまにはご覧になるといいかなと思います。
2022年1月20日(木)朝のレッスンで
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ