ウィークデイは1回2時間自習で毒抜きを

さゆらばなのレッスンは、ボディワークを振り替えると1日で3コマ取れるんですけど、これはあくまで、平日が忙し過ぎてどうにも時間が取れないけど、約束は守りたいっていう人のための救済措置として、そういう組合せにしていますね。

でも体と心のことを考えると、週末だけヨーガをやってウィークデイは一切やらないっていうのは、そんなにいいことではないですね。

本来は毎日やるべきものだから。

週末だけさゆらばなの素晴らしい磁場の中で調整しても、ウィークデイは娑婆(しゃば)のエネルギーにどっぷり浸かってるわけですね。

内的人生や絶対的人生という価値観を知らない人たちのなかで、物質的な価値観に浸かり切ってお仕事されているわけだから、体も心も毒にまみれ続けてるわけね。

土日にさゆらばなに来てリセットしても、知らず知らずのうちに、その毒に侵されている部分が、お掃除し切れなくなっていきます。

そうすると体のバランスが壊れたり、まずは心が影響を受ける。考え方が影響を受ける。

外的で企みのある邪気だらけの考えに少しずつ汚染されていきます。

なので本当は、ウィークデイに1回はアルタスでレッスンをきちっと受けて、週末にさゆらばなで受けるっていうのがバランス的には一番いいです。

でも、どうしてもその1回をアルタスに行かれないということであれば、きちんとテキストに則って、自分でウィークデイに2時間のコースを1回やって、毒を抜きましょう。

さゆらばなに来れば一気に抜けますけど、それだけでは完全に浄化出来ないくらい、娑婆に浸かってるわけだから。

知らず知らずに考え方や感情、体にも影響を受けているということを自覚して、自分の努力でウィークデイに1回浄化をやる。またはアルタスに行く。

それでももちろん取りきれないものが残るので、さゆらばなで一気にその週の汚れを、マイナス分を除去して、プラスのエネルギーを持って、また月曜日から娑婆に出るっていう感じですね。

そのことは自分で決めて下さい。自分でやるしかないので。

そうしないと、サーダナとしてクリヤ・ヨーガもタットワ・シュッディも頑張って、一所懸命やっているのに、何となく気持ちが晴れないっていうことが起きますね。

でも本当はないですよ、そういうことは。

自家発電で物凄いパワーが体のなかに湧いてきて、エネルギーも沸き続けているので、本来はそうやって落ちるっていうことはないんです。

いかに娑婆の毒が凄いかってことですよ、それでも落ちるってことは。

だから、常に溌剌としてウキウキが止まらない一番気持ちのいい状態をキープするために、自分のなかに溜まり始めた毒を、誰よりも先に自分が気づいて除去していく。

分かりやすいのはアーサナですね。アーサナは筋肉のなかに溜まっているものを出すので、エネルギーの循環がスッと良くなります。見事なほどに。

アーサナを集中して一時間半終わると、やる前とやった後では完全に考え方が変わります。

アーサナはやっぱり大事だし、凄いんだなぁっていつも思うんですね。
明るい気持ちになる。

そういうベースをちゃんとアーサナで作ったら、毎日のサーダナが積み上がるという方向へ、プラス、プラス、プラスって行くので、私の言っていることに実感が出てくるはずです。

ブレがない。落ちがない。衝撃的なことがあっても、それを「事実はなぁに?」って見たときにスッと消えて、平均点の上がったニュートラルな状態に自分が戻れる。

そこから後は、積み上げ、積み上げ、積み上げっていう楽しい作業しかないので。

娑婆には毒が渦巻いていますけど、それを避けてはいけない、と私は思うんです。

ヨーガっていうのは、清濁合わせ飲む。

どんな泥水の中に手を突っ込んでも、手をシュッと出した時には綺麗な輝きのある手のままでいられるっていうことが、ヨーガの境地ですから。

毒を避けるんだったらあまり意味はない。

毒のなかにいても、絶対汚染されない自分をつくっていく。

けど今はまだ汚染されてしまう弱さがある、完璧に自家発電ができてはいないので。

だから、やるべき事はきちっとやらなければならない、っていうことですね。

そのために新しいテキストは、本当に細かく書きました。

緑色の第1号のテキストも、ものすごく丁寧につくってありますけど、新しいテキストはそれに上回る細かさで、何もかも書いてありますから、自習が完璧に間違いなくできるようになってます。
ぜひ、活用して下さい。

2020年10月24日(土)朝のレッスンで

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ