今回は宮古島に着いて、すぐにレッスンを始められなかったのですが、そうこうしているうちに、ヨーガの生徒でもあり、私がお借りしているペンションのオーナーの奥様が、子宮が膣から出ちゃってびっくりしたと言ってきました。
そのままお医者さんに駆け込んだそうです。
60代半ばですけど、彼女はペンションの管理を全部1人でなさっているので、お掃除もよくするし、洗濯も大変だし。家業は電気屋さんですから、その経理でも忙しくしていて、体もよーく使っているんですけれど、子宮が膣から下りるということは、体の中心の筋肉がゼロになってるってことですね。
犬もいるので散歩もするし、日常で体をよく使っていても、中心の筋肉は、特別な鍛え方をしない限りは年齢と共にゼロになっていく。
それを目の当たりにして、私もほんとにびっくりしました。
お医者さんに行っても、治す方法はないから、押し込んで寝ててください、腹筋をやってくださいって言われたのだそうです。
自分の力で治すしかないっていうことを仰ってくださったので、まぁ、いいお医者さんだったと思いますけど。
体質的に中心の筋力が弱い人はいるのだと思いますけれど、それにしても、鍛え続けることでしか健康は保てないということに、更なる実感を持ちました。
それで、ヨーガをやってましたか? って聞いたら、「1人じゃやっぱり、だんだん月日が経つとやれないのよ、忙しいし。まさみさんが毎月1回とか、1か月おきにくるとか、できないの?」と聞かれたのですが、ちょっとそれは難しいと思います、と言いつつ。
でも1回のレッスンで体付きが全く変わるんですよ、ほんとに。
そこからかなりレッスンを詰めて、彼女がまた20歳くらい若い肌の感じが戻ってきて、今度は絶対やるって約束したんですけれど。
私の場合はグルーが見てるとか、神様から与えられた使命を果たしたいっていう気持ちがものすごく強いので、体が資本だし、何回も死にそうになっているので、体を鍛え続けないと怖いっていう気持ちが強くあって、やらずにはいられない。急き立てるものが私のなかにあります。
でも、一般的には自分の体が日々見えない所から緩みきって衰えて、そのことが自分の心にも影響を与えているということに、たぶん実感もないし知識もないと思うんですね。
それを今回はしっかり強調して宮古島の方々にお伝えしたので、来年5月に行ったときに、それが定着していることを願うばかりです。
一緒に同じ空間で呼吸をしながら、最高の人生を生きるために体を調教する。
それに伴って心がものすごくパワフルに前向きになる、ということを共有できる仲間がいることは、ほんとに幸せだなと思います。
それにパワーを与えてくれる紗侑良花が、宮古島のエネルギーを超えているというのは前回も感じましたけど、今回もつくづくそう思いましたね。
紗侑良花は、もっとすごい、細かく強い、非常にパワフルなエネルギーになっていることをまた実感しました。
一息十秒吐き、プラーナヤーマで集中する、タットワシュッディで元素をお掃除するのは、自分が最高の人生を生き切るためという、はっきりとした意識が必要だと思いますね。
2019年11月14日(木)朝のレッスンで
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ