テキストにも書いてあるような、ごく初歩的なヨーガに関するお話ですけれど、レギュラーコースの一番少ない回数が週2回以上クラスに参加することってなっていますね。
なんで週2回以上なんですかっていう質問に答えて。
一息十秒の2時間のクラスの効果がパワフルに体のなかで働いているのが、3日半くらいしかもたないっていうことなんです。
生まれて二十歳までは成長ですけど、二十歳を過ぎたら成長促進ホルモンを分泌させる胸腺の発達が止まって、どんどんどんどん老化が始まっていきますね。自動的に誰でもです。
20代、30代、40代、50代、60代という年齢と共に、老化の速度が本当に早くなっていきます。
ヨーガの効果は、その老化を強い力で遅らせる、逆に若返らせる、というパワーがあるんですけど、実習後4日目を過ぎると年齢に見合った老化のスピードが戻ってきます。
なので、3日半経ってもう1回、クラスでパワフルに集中して2時間しっかりヨーガをやるとまた次の3日半は効果が持つ。
その積み重ねで、健康維持と若さを保つことができるんです。
それでも自然の摂理にはかなわないので、少しずつは誰だって老化していきますけど、何もやってない人は、年齢的な老化のスピードのままに心も体もダァーっと落ちていく。
でも最低週2回来ている人は、その老化の速度をびっくりするくらい遅らせることが出来る。
だから、みんな若く見えますね。外見だけでなく考え方も若くいられる。
女性は特に美容っていう意味でも鏡を見ます。あぁしわが増えたとか、しみが増えたとか、今日はカワイイとか、そういう見方で鏡を見たりします。
今日はかなり若く見えるとか、誰でも共通した女性の心理ですね。
なので、ヨーガが終わったあとは、やっぱり自分の顔がスッとしてて、肌がピンクに輝いて、瞳もキラキラして、自分で見ても今日はいい感じって思ったりすると思うんですけど、そういう目でよく見ていると、もし何かの理由で1週間やらない日があったとしたら、自分で気づくはずです。
肌がなんかくもってきたなとか、目に光がないなとか、なんとなく心が重たいとか、そして一番よく分かるのは輪郭です。
顔の輪郭が垂れてくる。誰でもですよ。びっくりするくらいに。
内面の平和は外から見えにくいですけど、外見にはそういう衰えが顕著に現れるので、女性は心の平和や健康面という意味もあるけど、美容っていう観点からも、あぁ頑張らないと、って思いやすいというか、モチベーションがね、持ちやすいですね。
男性の場合は、腰が痛い、歩けない、膝が痛いとか、仕事に支障をきたすような肉体の衰えでないと、何をおいてもヨーガを一生懸命頑張るっていう気持ちがちょっと弱いかなとみえますね。
原点に戻って、1クラス2時間本当に集中して、しかもパワーをもらって、目に見えないいろんなサポートや、目に見えるサポートももらって頑張った2時間でさえ3日半しか効果が持たないということを忘れずに、とにかく自分で足りない分は集中して補うことが必要ですね。
今は特に、自助努力の大切さということに、実感が持てていると思います。
20代だと、1週間サボっても次の週に回数をつめて頑張ると、スッと戻ります。
それも年齢と共に戻らなくなる。ここがやはり、気持ちを引き締めたいところです。
なにがあっても、生きている以上はきっちりした筋肉で自分の体と心を支えて、常に前向きな状態をキープしたいですね。
元気で明るい風通しのよい人生を生ききるために、心身の鍛錬は死ぬまで続く、と思って頑張りましょう。
2020年4月11日(土) メンバーの自習のために
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ