古事記の音読が心の根を育てます

神道の先生から昨日伺ったお話です。

心には根っこがあります。

「心根」という根っこがあるんですが、近頃は心に根っこがない人がとても増えている。

心に根っこがないので、根から養分を吸って花開かせるように、自分の行動を信じることができなくて、いつも他人の動きが気になる。他人の視線が気になる。他人からどう思われてるかばかりが気になって、自分の心がさまよい続けている。

それが現代だと、先生が仰っていました。

じゃあ根っこを生やすにはどうしたらいいんですか?

根っこがなくなってしまった人達ばかりになった今の日本で、じゃあどうやって根っこを生やしたらいいんでしょう?

先生いわく、古事記を毎日音読することによって、大和心の根っこがどんどん再び生えてくるのだそうです。

古事記の言霊によって、自分のエネルギー体の浄化が進み、言霊によって八百万の神々達と繋がっていく道筋ができていく。

それだけでなく、自分自身の心に根っこが生えてくる。

本当にぶれない自分作りに、非常に役に立つそうです。

私たちは毎日のクラスで、古事記の音読をずっと続けていますね。

サーダナに余裕があれば、寝る前に冒頭の部分を読んでみてください。30秒くらいしかかかりませんから。

その部分を暗記して、ベッドの中でも30秒間くらい言ってから寝る習慣を持てたら、またそれは非常に素晴らしい効果があると思います。

一日のいろんな汚いエネルギーをまとった心には、魔が差したり邪な思いが湧いたり、投げやりな思いが湧いたりしますね。

そういう一切の汚れた思いも浄化してから眠りにつくように、古事記の最初の何行か、30秒くらいの部分を暗記して唱えるようにされるといいと思います。

ヨーガのサーダナ、プラス古事記の音読によって、もたらされる効果は素晴らしいと思います。

2022年4月9日(土) 朝のレッスンで

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ