37周年って、本当に夢にも考えなかった時の長さです。

もう人生の半分以上、このシャンティパットをやっているんだなぁって考えたら。あんまりそういうこと考えることないんですけど、毎日毎日が今日だから。

シャンティパットという名前にしたのが2004年だったと思うんですけど、そこで「もう私はやめない」と決心をして、お月謝制がスタートしたんですね。

そこから18年ですね。迷いはいつもありますけど、やめないということについては、そのあとはもう一回も迷うことがなかったですね。

今回刊行した「五つの天使が微笑んで　VOL.7」では、2017年から去年までの私の気持ちを「はじめに」で書きました。

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2017年から2021年の五年間は、私の大きな変革期となりました。

最愛のスワミ・サッチャダルマの突然の死によって、強い衝撃と共に背中を押され、甘えも躊躇いも吹き飛んで覚悟が決まりました。

「私が後継者として、彼女の遺志を継ぐのだ」

私自身がサーダナで追求している限界突破と次元越えの取り組みに激しさが増し、その手応えに驚いています。

私の得たものをメンバーの皆さんとシェアして、
皆さんの人生が、足りないものは何もなく溌剌とときめいて、
豊かでおおらかな安らぎに満ちた日々になるようにサポートするのが、
私の使命です。

――あなたが受け取っているものよりも、
もっと多くのものを与える事ができますように—―

というスワミ・サッチャダルマの遺言を日常の自然のこととして実践できるように、日々、共に精進していきましょう。

愛と感謝を込めて
紙や まさみ

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これが今私自身の新年の誓いでもあり今一番、本当にそこだけに焦点が絞られています。

私はサッチャダルマさんが実現したかったこと、彼女がカルマヨーガとして世界を回りながら世界中の人々に伝えたかったこと、そしてそうなって欲しかったことを、このシャンティパットにいて、共に一生懸命生きる、素敵な大人になる、素敵な人間として豊かに生きる、という志を一緒に持って歩んで下さっている皆さんのサポートをすることで実現しようと思っています。

そうすることが私が生きてる証であり、私の最高の喜びであり、私の命の源です。

それがあるから、神様が私の命を「もういいよ」ってまだおっしゃらずに生きてることを許して下さってるんだって思うんですね。

ワークショップもそうですし、レッスンもそうですし、もちろんキールタンを歌うのも、本当にただひたすらエネルギーで皆さんの病気を治し心の中のゆがみを取り、汚れがあるゆえにぶれる心をきれいに掃除したい。

そのために何を私はすべきなのか、逆算すると自ずとやるべきことははっきりします。

それをただただ、ひたすら一生懸命取り組むことによって、エネルギーレベルがどんどんどんどん細かくなっていくし、見えてくるもの感じるものの深さや細やかさというものが、自分でも驚くほどに「あぁ本当にサーダナを一生懸命やるっていうことはこういうことなんだな」ってわかります。日常の中で。

それで、ますます整理整頓が好きになって、とにかく拍車がかかってるんです。一瞬ババッて散らかっても、パッと魔法みたいに整理整頓できます。

それがもう気持ちよくって、本当に気持ちよくって。ぜひ皆さんにこの魔法を教えたいと思います。

日常生活というのは常に「今やるべきこと」と「今やらなくていいこと」と「もっとずーっと先にやったほうがいいこと」というのがごちゃごちゃにあるんです。いつでも。

だから本当に、今は何をすべきで、今やるべきじゃないこと、ずっと先でいいことを何でここに持ってくるのか、ということをちゃんと考えないと。瞬間瞬間に考えないと。ずっと同じじゃないの。毎秒変わるくらい。毎分変わる。毎日変わる。朝と夜でも変わっちゃう。

結局、そういうことの積み重ねで、ものすごく一日の中でできることの量が変わってくるんですよ。

私は自分の中で、次の頭にリセットする時に「次」って言うんですね。

やるべきことがいっぱいあって、一つ終わって「次」って言った時に前の事は完全に消えてしまうんです。何やったか覚えてないくらい消えてるんですね。なぜなら次のやるべきことに100%行っちゃうから。

整理整頓っていうのは、そういうふうに使っていく。

ものを片付けるというレベルから始まるんですけど、ものを片付けるレベルでの練習が終わったら、次はそういう心と意識と時間の使い方の整理整頓にそろそろみなさん取りかかってください。

そのレベルが上がっていけば、自分がこんなにたくさん作業ができるってことに絶対びっくりします。

全然急いでない。ただ集中してるだけ。ただ見極めるだけ。

今やるべきことは、今やったら必ず神様の応援がそこにある。今を見極めたから。

でも後でいいことを今やるっていうことは、後でやるときに神様の応援が来るんだから今やっても神様の応援が来ないんです。

その見極めをやっぱりピシッとできるように、みなさん練習して下さい。

そうすると全然違うから。もう本当に面白いようにはかどる。なぜならそれが、やるべきタイミングだからです。

2022年4月3日（日）開校記念祭で

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ