今週は、みなさんにお伝えするために「バカヴァッド・ギーター」を朗読しています。
そのなかからお伝えするお話です。「バカヴァッド・ギーター」はサンスクリット語で綴られた、ヒンドゥー教の聖典のひとつです。
魂はいつ生まれるということもなければ、いつ死ぬということもない。
魂は一度生じて再び生じない、というようなものでもない。
魂は誕生のない永久のもの。
時を超えてあり、そして常に存在するもの。
肉体は滅んでも、魂の死滅はない。
【解説】
誕生は常に肉体が生じたことで、魂のことではない。死もまた肉体に起きたことであり、魂にではない。ある肉体は、一度生まれれば、それは二度と生まれない。しかし、魂は不生不滅、そしてそれは滅びる肉体の中にあって、常に不老不死でいる。世の中のあらゆる変転、すなわち全ての歴史はことごとく肉体において起こること。魂や意識は歴史を超えている。
「バガヴァッド・ギーター」より「魂と肉体 3」
2022年8月6日(土)朝のレッスンで
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰
紙や まさみ